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第三回New A Live 二次審査雑感

昨日1/25と先々週の1/10の二日に渡り、来月15日に控えている第三回New A Liveの出演グループを決める二次審査を行ってきました。

 

今大会中村はHASCUP実行委員会の学生達と共に一次動画審査と、今回の二次審査を担当させて頂きました。二次審査は札幌ではお馴染みの音楽創造グループSUCSの代表であるパパさんこと大橋場さんと、僕と同じくHASCUP実行委員である門脇と三人で一次音源審査を通過した14のグループの演奏を非公開LIVE形式で聴かせて頂きました。

 

14中最大8グループ選出するという条件の中、今回選ばせて頂いたのは6グループです。ここでのグループ名の公表は控えますが、今回ご出演くださった皆さん始め、各サークルの先輩方にはこの結果がどのように見えたでしょうか。だいたい順当な感じなのでしょうか。それとも大穴大金星があったでしょうか。

 

まず今回の審査の仕方と基準について、中村自身はそうで、そして"おそらく"他の御二人もだと思うのですが『絶対評価』で観ていました。14グループで優劣を決めて上位グループから順に選んで線引きしたというよりも、簡単に言えば"次回の会場でまた演奏が聴きたいかどうか"、あるいは"ファイナルに相応しいグループと言えるか"といったイメージで聴いていたと思って頂ければ良いかと思います。

 

私達審査員にはこれが出来ていたらいいよ、これが出来ていないと通せないよといった各種項目が明確にあります。また、三人各々のそういった基準で観ていても審査はそれ程難航せず、各自が出した結果の大部分が他の審査員とも合致していました。ただ、出来ている出来ていないにも項目の偏りや程度の差があるので、どの程度までなら良しとするかといった線引き部分に少し時間を割いた程度です。つまりアカペラ演奏において大事なポイントというのはある程度決まっていて、"自分達らしさ"とか"面白いか"といったようなグループの個性みたいなものがそれより重視されることはほとんどないということです。事実これらを理由に通ったグループは皆無です。もちろん加点の対象にはなりますが、それは基本的な事が出来ていないとそれ程意味がないということです。LIVEはエンターテイメントですがアカペラは音楽なのです。

 

二次審査を通過したグループの皆さんも、残念ながら敗退してしまったグループの皆さんも、ぜひ今後の課題としてお願いしたいのは、何より第一に音楽性を磨いて欲しいと思います。そして、せっかくこのようにお逢いご一緒出来たわけですから、審査で皆さんの音楽性を発揮して頂いた後は、私達審査員の求めている音楽性とは何かにぜひ耳を傾けて頂きたい、それは何かと貪欲に聞きに来て頂きたいです。 

 

例えば皆さんが今日音程悪かったなーと思って帰るだけなら、私達が審査員をする意味なんて全くないんです。確かに音程は少し悪かったけど(そんなに気にならなかったよ)、それよりも実はこっちの方が深刻だみたいなことがたくさんあるわけです。普段の練習や、サークルの練習とは違う、イベントの実行委員会が特別な機会として用意してくださった審査員なわけですから(と書くと誠に恐縮ではございますが)、その人達の考えを聞かないと損ですよね。当たり前ですし、とても残念ですが私達も普段から皆さんの近くにいられるわけではないので、皆さんが待ってれば行ってあげるような先輩ではないんです。ぜひ図々しく、しつこく、呼んで、来て、取りに来てください。

 

通過グループの皆さん、最後のステージはLIVEです。これまでの勝ちは残ることだったとしても、最後の勝ちは"より"お客様を感動させることです。この線まで跳べるかじゃなくて、どこまで跳べるかです。サークルLIVEとも違います。イベントの特性やイベントにより可能なことを存分に利用して、圧倒的なステージを魅せてください。その努力に対して、私達も協力を惜しまぬ覚悟です。共に良いLIVEを作りましょう。

 

残念ながら敗退してしまったグループの皆さん、私達には明確な基準があると言いました。何故ダメだったか、どこが出来ていれば通せたか、お話し出来ます。文書でお伝えしてもご理解頂くのは難しいです。ぜひ目標を決めて、例えば一ヶ月後までには、ハモサツまでには、NAL二次審査の時にこの演奏が出来ていれば残っていたよと私達が言える程の演奏にまで持ち上げてください。また、ただ負けた、ただもっと頑張るではなく、昨日の自分達よりも、あの時の演奏よりも、今は"音楽的"にこの部分は確実に良くなっている、まだ出来ていないけど、あの時よりも全然マシだと言ったような音楽に基づいた明確な実感と経験を積んでください。ハモサツルーキーズチャレンジや、HASCUPといったコンテンツもどんどん利用してください。NALで負けていても、四年後の卒業LIVEの時に勝ったらいいんです。もちろん呼んでくださればお伺いします。

 

今回NALの審査員としての役目はここまでです。当日はもちろん、何より今後の皆さんの成長をすごく楽しみにしています。一番は決めるんですが、別に一番を決めるためにやっているわけではないんです。今後の課題発見と解決に今回の経験をぜひ活かしてくださいね。まだまだ、これからです。

 

このような素敵な機会に審査員として立ち合わせて頂き本当にありがとうございました。皆さんも本当にお疲れ様でした。

Mr. Chipの『英会話&Grooving』

先日個人的に大変お世話になっているスタジオで

外国人のプロパーカッショニストに教わる『英会話&Grooving』

というレッスンが開かれていたのでこれはと思い参加して参りました

 

先生はチャールズ・ブラウンさん(愛称は"チップ")という方で

アメリカはオハイオ州のご出身で日本人の奥様を持ち

現在は浅利に家族でご在住で札幌・小樽を中心に演奏や指導をされているそうです

 

レッスンの内容は百聞は一見に如かずということで(前回に続き今回も笑)

先生と参加者の皆さんに許可をもらい特別に動画を撮らせて頂いたので

そちらを編集したものをご紹介させて頂きます

http://youtu.be/NIKBxWozCeU

 

一つ一つの楽器の使い方を丁寧にレクチャーしてください

その後は皆でセッションします

「皆真面目で忙し過ぎる」

「遊び心と間を持つ事でそこにグルーヴがやってくるんだ」

「ストレスアウト!」

といったチップの言葉がとても印象的でした

 

こちらのレッスン

毎月第一火曜日の20-22時にて開催中

次回12月はスタジオ都合にて12/10の第二火曜日開催予定

この日は今年最後ということで(早い!!)

チップのスペシャルドラムパフォーマンス

(普段グルーヴのレッスンでドラムは叩かない)や

チップの娘さん双子の女の子が歌で参戦

(スタジオオーナー曰くスーパー上手いらしい)など盛りだくさんで行うそうなので

興味のある方はぜひご参加くださいね

私ももちろん参加します!

地元の大学生やバンドマン達も参加しているので

音楽仲間や交流の機会を増やすチャンスです

 

人数が集まれば学割やグループ割の交渉

あるいは単発のアカペラレッスンとして

企画しようと考えていますので

参加ご希望の方はぜひご表明願います

 

皆でレッツグルーヴィング!!

広めるということ

最近"アカペラをもっと多くの人に聞いてもらいたい"

"もっとアカペラの良さを知ってもらいたい"といった声を

学生の皆さんからも聞こえてくるようになってとても嬉しく思っています

僕自身も日々同じことを考え行動しています

今日は広めるということについて一緒に考えていけたらと思います

 

まず僕の"知ってもらいたい"あるいは"広める"の最終目標は

"ともに歌ってくれる仲間が増えること"

よりアカペラ人口が増えることとしています

ここでいう仲間・人口は単にプレイヤーのみではなく良き聴き手理解者も含みます

もちろんその過程にまず興味を持って頂くとか

LIVEに来て頂くとかCDを買って頂くということも含んでいます

それらを経て僕はやっぱり最後は仲間が増えればいいなーと

それによって広まったと判断できるするとそういう風に考えています

 

僕のあらゆるアカペラ活動の中に既にこれは含まれているので

もっと多くの人に聞いてもらいたいためにもっと良さを知ってもらうために

新たにそれまで無かった要素を加えるなんてことは特に無いです

練習をすることもLIVEをすることも

イベントを企画することもサークルを運営することも

全部が聞いてもらうため知ってもらうため仲間を増やすためです

 

とは言え現状僕自身ももっとと思っているのが事実です

ので今日特にお話ししたいことはもう少し具体的なところです

"より"広める(仲間を増やす)にあたり今必要なこととはどんなことでしょうか

 

ここで既にアカペラに取り組んでいる皆さんの

アカペラを始めたきっかけについてお伺いしたく思います

人それぞれエピソードがあることと思いますが

大別すると

・アカペラをどこかで見て聴いてやりたくなった

・アカペラをやってみてやりたくなった

のどちらかではないかと思います

二つの違いはやるやらないの決意時点に

すでに体験や実践があるかそうでないかの違いです

ハモネプ見てやりたくなった(まだやったことない)→前者

ハモネプ見て興味あってやってみたら他よりやりたくなった→両方経由

それまでアカペラ知らなかったけどやってみたらやりたくなった→後者

です

 

今回僕が最も指摘したいのは

"やってみて知る"ことの強さと

いわゆる体験導入型のコンテンツが少なくないですか?

ということです

 

まず僕自身の体験談として合唱をしていたので

歌うことはもちろん知っていたしやっていたし日常のことだったけれど

たまたま六人のいう少人数で(これ自体はそれほど珍しくない)

そこにボイスパーカッションが入った時の感動を今でもよく覚えています

合唱がアカペラになった瞬間と言いますか

アカペラをやってみて初めてアカペラカッコイイ!!と体験し感じました

 

最近ある学生が教えてくれたんですが

たまたまカラオケボックスで練習していた時に

室外で酔っ払いのお兄さんに絡まれて(怖い意味ではないです)

ふと自分達がアカペラをやっているということを話したそうです

それを聞いたお兄さんが突然ゴスペラーズさんの『ひとり』を歌い出すと

そこにこちらもとっさにコーラスで入ったんだとか

その瞬間お兄さんが感動したのが目に取れてわかって

そのままややしばらく歌い続け(ビックリ笑)その後大絶賛されて

すごく面白い経験をした嬉しかったと話してくれました

 

体験は強い

"百聞は一見に如かず"も

一見は体験と思います

一見で足りん時は二見三見も良し

あるいは"一験"はどうでしょう

 

今はもうアカペラもそれなりに普及して

ハモネプと言えばある程度わかってもらえる時代になって

アカペラを聞いたことがないなんて人はそんなにいないのではと思います

一方で私達の広報活動はと言えば"自分達が"良いステージをしてみせる

という一辺倒でないかと思うのです

もちろん良いステージを見せることも必要です

その場合はその人のテレビやCDのイメージよりも

どこかの部分で圧倒的でないとならない

 

それよりも例えば人間カラオケボックス!!なんて言って

パブで歌いたいおじちゃんやおばちゃんや

カラオケが大好きな人達に気持ち良く歌われてあげられたら

もしかしたらその人達は今よりもっと

アカペラっていいなって思ってくれるかもしれない

The Real Groupの皆々様の伴奏で

一曲歌えるなんてことにもなった日には

どれだけ人の声やハーモニーの中で歌うことが

素晴らしいことか誰しもが体感してくれると思いませんか

こういうチャンネルがあっても良いとは思いませんか

 

日本プロ野球史で"打撃の神様"と呼ばれ

監督としても無二の名将である川上哲治さんは

監督引退後も御歳75歳まで子ども達に野球を教えたそうです

 

北海道学生合同アカペラコンテストHASCUPも

そうした体験の強さにフォーカスして

一年目限定LIVE New A Liveを企画・実施しています

常に会議のテーマは一年目の皆さんに

気持ち良く歌ってもらうにはというところです

 

サークルの新歓シーズンも大切な体験導入型コンテンツですね

初めてアカペラにサークルに訪れる人に

気持ち良く楽しく歌わせてあげられていますか?

例えば独り誰も知らない誰にも知られない外国で

ふと自分はアカペラをやっていると紹介した時に

現地の人達にアカペラを教えてくれと目を輝かせて迫られた時に

彼らにアカペラを体験させてあげることはできますか?

 

必要なことがたくさん見えてきますね

端的に言えば教えてあげられること歌わせてあげられることも

大事な広めるということの一つではないでしょうか

僕もこの点に注目して体験導入型コンテンツ考えていきたいと思います

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